『体を前に曲げにくい腰痛でお悩みの方へ』
前回、腰痛についてザックリと説明した訳ですが。
今回はちょっと深掘りしながら、体を前に曲げにくい腰痛でお悩みの方へということで書いてみたいと思います。
皆さん、座っている時間ってかなり長いですよね。
車で会社通勤している人。
会社についてからパソコンでお仕事している人。これが一番多いのではないでしょうか。
他にも、仕事の移動中にスマホでの取引先とのやり取り。
家にいる時に一息ついてソファーに座る。
家族との食事でテーブルを囲み、椅子に座る。
その後、椅子に座ってテレビを見たり、スマホをいじったり。
考えてみると、起きている時間の半分以上は座っているのではないでしょうか。
平均してもかなり座っている時間はながいですよね。
実際に、座っている時間が8時間を超えてしまうお仕事もあるそうです。
そこで、悪い姿勢で座っているとどうなるかというと。
脚(あし)への血流が悪くなり、ふくらはぎや太ももの裏、お尻の筋肉が凝り固まって動きが悪くなり、体を前に倒しにくくなります。
これらのコリをそのままにしておくと、やがて腰に負担がかかり腰痛に発展します。
じゃあ立ってないといけないの?というとそうではありません。
ということで、前に曲がりにくいセルフケアとして。「経絡ストレッチ」という方法を提案します。
まずは、しっかりと現状を把握するために、肩幅で立ち、ゆっくりと前に体を曲げてみて下さい。
この時、地面との距離をしっかりと覚えておいてください。
そして、写真のようにしてください。
この時、椅子の前の方に座って、膝の裏を伸ばすのがポイントです。(膝の悪い方は無理しないでください)
続いて、アキレス腱を伸ばすポーズです。この時、壁に手をついて行ってもいいですね。
一つの動作は30秒くらい。呼吸を止めない様にゆっくりと行ってください。
左右共にやってくださいね。
この二つの動作をやったら、もう一度先程と同じ様に体を前に曲げてみて下さい。
どうでしょうか。
地面との距離が近くなりましたよね。
腰をグルグル回してみて下さい。
先程より軽くなっていると思います。
キチンと座っているけど、座っている時間が長くてどうしても疲労がたまってしまう人にはもってこいのストレッチだと思います。
「経絡ストレッチ」って普通のストレッチと何が違うの?
という声が聞こえてきそうなのでザックリといいます。
普通のストレッチは筋肉を部分的に伸ばすのに対して、経絡ストレッチは手や足を全体的に伸ばすもの!と考えて下さい。
細かいことは機会があれば説明しますね。
それでは、やってみた感想などおきかせくださいね。